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玄人のひとりごと

ラジオ局スタジオ内の番長 ガルの探偵放浪記 生放送中
「探偵放浪記がラジオでも放映中 FMよっかいち 第1木曜17:30〜」

番長の新ブログガルエージェンシー探偵学校への道「ガルエージェンシー探偵学校への道」

 

婚約していた男性に突然別れを切り出し

 

2ヵ月後に別の男性と結婚した女性に120万の賠償

 

 

新聞でこの見出しを見つけた時

 

番長は昔の案件を思い出した

 

知人から

 

「話を聞いてやって欲しい」

 

と頼まれ

 

知人に言われるままその方にアホを取って訪ねると

 

新婚3ヶ月という彼が待っていた

 

傍らには彼の父親

 

否、正式には新婚ではないんよ

 

というのも

 

彼は1年ほどの交際を経て

 

ある女性と結婚することになった

 

結納も滞りなく終え後は式を待つばかり

 

その頃から彼女の様子が変わってきたらしい

 

何かと理由をつけては

 

式の段取りなどの不満を言うようになった

 

そうして結婚式

 

人生の中で最も幸せであるべき2人であったが

 

彼女の内心はそうではなかった

 

笑顔は極端に少なく

 

参列した新郎の親族や友人達も新婦の表情には疑問を感じたそうな

 

式が終わり

 

婚姻届を出そうとすると

 

新婦が

 

 

「新婚旅行から帰ってからにして」

 

 

その場に新婦の父親もいたそうだが

 

 

「娘がそう言うのであれば、それで良いじゃないか」

 

 

と多少厳しい口調で言った

 

そんなことで口論してもしょうがないと納得

 

新婚旅行先であるアメリカへ向かう

 

旅行先での新婦の態度も妙におかしく

 

 

「体調が悪い」

 

「その気になれない」

 

「疲れている」

 

 

何かと理由をつけてはSEXを拒んだという

 

その他にも

 

 

クルージングで船に乗る際、手を差し伸べない

 

ちょっとした買い物の時、荷物をすぐに持とうとしない

 

 

何かと理由をつけては新郎を罵倒したらしい

 

それでも新郎は怒ることなく

 

「何かあったんだろうか」

 

程度に思っていたそうだ

 

そして

 

帰国

 

アパートで新婚生活が始まる筈であったが

 

旅行から実家に向かった新婦は一向に新居に来ない

 

電話をかけると

 

 

「疲れたから暫く実家にいる」

 

 

とのことだった

 

婚姻届の話もうまくはぐらかされた

 

何度か話し合うも

 

 

「もうすぐ行くから」

 

 

と言うだけ

 

それから2ヶ月待つも新婦は来ない

 

いくら何でもおかしいと

 

新郎は新婦の元を訪ね

 

どういうことなんだと聞くと

 

 

手を貸さない、荷物を持たない

 

疲れているのに無理にSEXをしようとした

 

 

新婚旅行先での新郎の態度を責める内容の言葉に終始

 

これではどうにもならないと

 

新郎の父親も加わり

 

「悪いところは直させるから」

 

と、話をすると

 

新婦の父親が現れ

 

娘同様、新郎を責めたという

 

挙句

 

 

「娘と君とでは(性格が)合わない」

 

「この結婚は無かったことにしてくれ」

 

 

とまで言い出す始末

 

そこで新郎が仲人にも相談

 

実はこの夫婦(?)の仲人は番長の知人であった

 

そして冒頭の

 

「話を聞いてやって欲しい」

 

ということになった

 

番長ならずとも誰が考えてもこの話はおかしい

 

調査に入ると

 

案の定

 

すぐに新婦には男がいることが判明

 

周辺から聞き込みを進めると

 

交際開始時期は結納のすぐ後

 

やはり、新婦の様子がおかしくなった時期と重なる

 

さらに調査を進めると驚愕の事実がわかった

 

実は

 

この交際

 

結婚式の少し前から

 

新婦の父親も知っていたのだ

 

それがわかって周囲から固めていくと

 

何故、このようになったかが少しずつわかっていった

 

まず

 

娘の浮気を知った父親は娘を責めたが

 

娘の意思が固いと知り

 

相手男性を呼び意思を確認すると一緒になりたいとのことであった

 

そこで父親は

 

結納が終わっている

 

結婚式の日取り・予約

 

新婚旅行の手配

 

全てがなされていること

 

それを考え

 

結納後の結婚破棄は倍返し

 

全てのキャンセル料

 

婚約破棄の慰謝料

 

いわば

 

金を惜しんで魂を売ったのだ

 

番長は証拠をある程度まで固め

 

弁護士と新郎、新郎の父親を伴って新婦の実家に向かった

 

最初、だんまりを決め込んでいた新婦と父親であったが

 

弁護士の

 

 

ええ加減に観念せんか!

 

人間同士の話し合いが出来ないなら法廷で決着するか?

 

皆が知るところになっても良いなら

 

こちらは一向に構わないぞ

 

 

の言葉に

 

すぐに観念

 

父親は土袈裟して謝罪

 

新婦は泣き崩れた

 

その先のお金の話は番長には関係なく

 

 

私はこの辺で失礼させて頂きます

 

後の話は先生と相談して決めて下さい

 

 

途中で退席させて頂きました

 

和解の金額が幾らだったかなんて問題やない

 

人を好きになるのは自由や

 

でも

 

何でもかんでもが自由という訳やないよな

 

番長は全ての浮気が悪いとまでは思わん

 

ただ、今回挙げた件では

 

父親が土袈裟する時期

 

新婦が泣いて謝罪する時期

 

それを誤っただけよ

 

たかだか銭と

 

しょうもない世間体

 

それが人の判断を誤らせただけ

 

しかし、それが全てやったんよね

 

人としての道徳

 

それさえ守れば

 

後はどうとでもなるのに・・・

 





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