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長年、探偵道に励み
中年と呼ばれてもよいこの年になっても
番長は他人の心が読めないことがある
修行不足なのか
才能がないのか
それはわからん
ただ
他人様よりは多くの人間模様を見てきたつもりだし
いくつもの修羅場も経験してきた
それでも
わからん時はわからん
番長でもそうなのに
多くの人は他人の心を読みたいと願う
恋人
同僚
友達
不安になればなるほど余計知りたくなり
知りたくなればなるほどわからんようになる
それが人の心なんよね
同時に
自分が感じたままの人の心が
その人の持つ本当の心なのかというと
実はそうではない場合が多い
嫉妬心
恋心
そういった心も
わからんようになる原因かもわからんな
それは、子供の世界も同じで
あの子と仲良くしたいけど
あの子は自分のことをどう思っているのだろうか
誰しもが思うことだけれども
結局は
仲良くなってしまえば、好意を持っていたんだろうし
仲良くなれなければ、そうでもなかったんだろう
人の心は残酷で
時にはイジメに発展することさえある
番長は今まで生きてきた中で学んだことがある
他人との付き合いの中で本当に大切なのは
その人が信じられるか否か
信じられると思ったなら
とことん信じたらええねん
信じられんと思ったら
最初から付き合うことはない
そういう関係を積み重ねてきた結果あるのが
今ある番長の人間関係だ
損得感情だけで判断していたら
今の番長は絶対にない
今年も残すは僅か
後数日もすれば来年や
来年も再来年も10年後も
番長は今のままの番長でありたいと思う


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探偵放浪記〜玄人のひとりごと〜
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