これは過去にも何度か書いてきたことなんだけれども
今回、最高裁が正式に判断したということだから
改めて書きます
その判断とは
悪質なヤミ金から借りた金は元金含めて賠償額
今まで支払った金額全てが被害額
おさらいをしますと
悪質なヤミ金から100万円を借り
例えば、10日で1割の利息だとして
利子だけで3ヶ月で約90万円の支払い
で
これを法廷に持ち込むとどうなるかというと
被害額は90万円
ヤミ金業者に90万円支払えと判決が下る
で
借りたのは100万円
その100万円はどうなるかというと
そもそも
法定利息を大幅に超えた利息の契約なんて無効
いくら借りたなんて関係なく全てが無効
だから
1円も返さなくて良い
この結果だけを書くと
ヤミ金被害者救済の決定打
なんて素人さんは思われるかも知れませんが
そんな甘いものではない
今後はさらに
巧妙にアンダーグラウンド化したヤミ金業者が現れ
しかも
今回の最高裁判断はこの後判決となり
今後起き得る全ての同類の裁判の判決基準となる
最高裁判例になるのです
だから業者はこれを教訓にして
今よりもさらなる元金回収の迅速化が進むのは明らか
厳しい回収方法
保証人などの担保の確保
高金利化
今までのようないわゆるトイチなんて
(※10日で1割の利息)
そんな寒い商売はやってられないから
もっと高金利で貸付が行なわれることは必至
トイチで借りるような金銭感覚の麻痺した多重債務者にとって
トイチもトサンも同じこと
いくらでも借りる人はいるのだ
実際
いくらかのヤミ金業者が様子を見ようと貸付を中止している中
トイチで貸付を行なおうと
なんぼかの多重債務者に貸付を持ちかけると
あれよあれよという間に続々と
口コミで借りたいという人が現れる
高利の金なんて踏み倒せば終わり
そんな甘いものではない
ただ
今までのように
街の小チンピラが「ミナミの帝王」を見て
お遊び程度に街金ごっこ
そういった類のものは無くなって行くだろう
最後に
法外な高利に手を出すまで行き着いた人は
いくら司法に手を差し伸べられ
その瞬間助かったとしても
失われた人生は二度と戻ってこず
その後に平穏な日々がやってくることは少ないだろう
だから
何かに救いを求めるのであれば
そうなるもっと前に
救いを求めるべきである


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探偵放浪記〜玄人のひとりごと〜
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