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不満足

以前、覚醒剤中毒の女の子と話をする機会があった

A子(23歳)としておこう

子供の頃のA子はごくごく普通の女の子

今の彼女もヤンキーではなく、普通の女の子である

何故?

きっかけは?

今日は、その話です

12〜13歳

彼女の人生を大きく変える事件が起こった

A子が小学6年生の時だった

レイプ事件

この事件が彼女の人生を壊した

小さい頃の両親が離婚したA子は母親に育てられた

この事件は未だに母親は知らない

というより誰も知らない
※ 世界中で犯人と俺だけかも

誰にも言えないことであった

誰にも相談できないことだった

彼女自身

自分に起こったことがレイプであったことは

後からしかわからなかったそうである

数年間、事件前後の記憶が無かったから・・・と彼女は話した

ただ

母親には絶対言えないことが起こった

誰にも言ってはいけないことが起こった

それしか思わなかったそうである

その後

彼女の中に、もう1つの人格が出来た

自分自身と母親を傷つける

凶暴な人格

彼女は中学を卒業後、精神病院へ通院することとなる

「そんな病院へ通院するなんてまっぴら!」

A子は家を決意

16歳

そんな子が働く場所など限られる

しかも、住む場所も無い

所持金も・・・・

そんな時、知り合った男がいた

すぐにその男と同棲

A子の務め先は飲み屋(スナック)にした

彼氏は、最初は働いていたものの

所詮、家出中の16歳をアパートに引っ張り込み

飲み屋で働かせる程度の男

間もなく、ヒモ生活になる

同棲中もA子の自傷癖は治らなかった

否、むしろ悪化していった

度重なる彼氏からの暴力もそのことに影響していたのかも

この頃に

過去の事件がレイプであったことを彼女自身わかったそうである

自分と犯人との間に起こったことがSEXという行為だと思い出した
※ 俺はレイプ=SEXではないと思う

結局、その彼氏との同棲生活は二年で終わる

18歳

女性が二年以上も夜の世界で働けば立派なもの

初めての1人暮らしが始まった

夜の仕事での稼ぎは彼女には充分であり

お金には不自由しなかったという

次に知り合った男がA子のシャブ(覚醒剤)を教えることになる

一旦、シャブ後のSEXを味わえば

自分の力で抜け出すことは不可能に近い

さらに、この男からも暴力

転落

働いてシャブを買う

シャブを買う為に働く

その後、彼女の職業が変わっていったのは言うまでもない

その、男も働かず2年もたずに別れる

そして

現在

A子には新しい彼がいる

彼も又、働かない

暴力を振るう

シャブ中

A子は言う

「男運、悪いんですよね〜」

「今は、お母さんと仲良いですよ」

「シャブ?止めようと思えば・・・・・」

「彼と別れなけば、と思うけど・・・・」

俺は

「今の人生に満足かい?」

と聞くと

「そんなわけないですよ。満足なんてする訳ないよ」

誰の人生でもない

自分の人生である

何が起こるかわからないのが現代社会

何時誰に何が起こるか

そんなことは誰にもわからない

「このことを仮名でHPの記事にしてもええか?」

聞くと

「いいですよ〜。」

笑いながら答えた

ふとしたときに思い出す

《生きとるやろか》

《シャバにおるんかな》

《幸せやろか》

あの事件が無かったら・・・・・・・・・・・・・・・・・・

彼女の人生は違ったものに?

そんなことは誰にもわからない

犯人は今でも、のうのうと生きとるんやろ

今までに何人を?

様々な人の話を聞く(否、聞かされる)探偵社代表

また1本

俺の頭に白髪が増えた

俺の額にシワが増える

A子が帰る際に俺が掛けた言葉は

「長生きしろよ!」

こんな言葉しか思い浮かばなかった、まだまだ修行中の番長です
※ イケてないよな〜

〜追伸〜

昨日、四日市市内にて覚醒剤取締法違反でイラン人が捕まった

恐らく売人やろ

末端の末端が捕まっただけになるのか

元を辿れるのか

今後、警察の追及が楽しみである