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人は見掛けやおまへん
今までの人生を振り返ると
俺は見た目で
どえらい損をしてきたと思う(笑)
最初はマンションを借りようとした時やった
時はバブル終盤
若干22〜23歳の時
地元では1番良いと言われたマンションを借りに不動産屋へ
多分、服装はスーツやったと思う
俺を見て
不動産屋のおっさんの返事は
一部上場企業の社員さんか
医者か弁護士じゃないと
めちゃめちゃ、むかついたので
マンションを購入した
※ 当然、違う不動産屋で
それが、今も住むマンションである
考えたら
賃貸マンションは何年住もうが自分の物にはならないので
正解だったと思う
次に新型のクラ○ンが出たので購入しにト○タへ
仕事途中だったので
TシャツにGパンだった気がする
中に入って展示車を見るが
営業社員は来ない
シビレを切らして受付嬢パンフレットを貰おうとすると
品切れでありません
と、のたまった
帰って所長を呼び出し購入の意志を伝えると
新型が出たすぐは
パンフレット欲しさに
若者が殺到するから
などと言い訳
めちゃめちゃ、むかついたので
違う店で購入
今では考えられへん傲慢商売である
俺は子供の頃から商売を見て育った
お客さんに頭を下げるのは当たり前のことやと思う
下げるんじゃなくて下がるんや
だから余計に
自分が客のときは絶対に媚びない
お客様は王様やからや
銀行も同様
預金者から低金利で金を集め高利で貸す商売が銀行業
なので
借りるときでも絶対頭を下げない
お客様は王様やからや
断じて言うが
貸して貰うんじゃなく、借りてやるんや
年をとってからでは
探偵業を開業する時も、そうやった
融資を受けようと行くと
探偵ですか、前例が無いから
とのこと
技術職認定を受けるときも
前例が無いから
とのこと
まったく話になれへん
ふざけた奴等や
それでも、今までの人脈から話を持ち込むと
すんなり通過
世の中ってのは、そんなもんなんや
俺はどんなことをするにも
一旦は己だけでやってみる
今までの付き合いも何も無しから入ってみる
それで、相手の裁量を測る
この人間は、人を見る目があるかどうかを判断する
そこで今後の付き合い方を考えるんや
だから
俺の人脈は安心できる人間だけや
しょうもないチンピラと思われる自分の貫禄の無さも悲しいが
そんな風にしか見れない小さい人間と付き合う気もせん
でもな
俺は変わらへんで
いくら損しようとも
変わらへん
俺みたいな人間を必要とする人もおるんや
生意気や言われようが何と言われようが
変わる自分が許されへん
そう思う

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