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勉強不足

「家族がサラ金返済で困っとるねん」

こんな相談を知人から受けた

番長的には、この手の相談はいつものことで

「だったら、利用明細を貰ってFAXして」

と言って電話を切った

それから1週間ほどするとFAXが届いた

借入から現在までの利用明細である

借りているのは某大手サラ金店(TVでも有名)

返済金額・利子等が記載され

俺はいつものように法定利息で再計算し

「出来たよ。残高の半分くらいやね」

この方がサラ金から借り始めたのが3年以上前だから

当然、法定利息で計算し直すとこういう結果になる

知り合いの司法書士を紹介しようと思ったが

少し遠方の方だったんで

「近くで司法書士さんを探して頼むと良いよ」

普通ならこれで終わり

の、はずやった

ところが

二日ほどして知人から電話があり

司法書士さんに断られたらしく

理由を聞くと

法定利息を超えているが、納得して借りたんでしょ?

という法律の専門家らしからぬ返答やったらしい

債権者が怪しい街金や闇金ならまだしも

今回は大手サラ金1社

楽勝で簡単な仕事のはず

"みなし弁済"もわかるが

最近の判決等の流れをご存知ないと思える

情けなくなって

「だったらここに電話して俺の紹介だと言って」

と電話を置いた

これにて一件落着となったんやが

今回は俺の勉強不足やった

簡単な案件というのもあったが

司法書士さんによって"みなし弁済"における認識がこうも違うのかと

これからは多少遠くても

実務に長けた知り合いを紹介しようと反省

人には得て不得手があるんやね

さて

来週の頭には遠方の弁護士事務所に依頼者さんと共に行く

この案件も証拠は揃えてあるんやが・・・

どうなることやら

基本的に、ウチの調査が終了してから依頼者さんの戦いが始まる

当然、司法書士さんや弁護士さんの紹介は無償

付き添いも傍聴も俺の個人的な趣味ともいえる

ハッピーエンドとはいかなくても

出来るだけ依頼者さんの意向に沿った結果になって欲しい

民事事件で事実関係を争った場合

判決までの平均日数は

9ヶ月程度

長い戦いが始まる

ちょっとでも支えになればええんやがな

今度から始まる陪審員制度とやらには全く期待してない番長でした