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真実は何処に

 

昭和36年三重県名張市で起きた

 

名張毒ぶどう酒事件

 

の再審が決定された

 

結果がどうなるかはわからないが、とにかく再審請求が認められた

 

番長は「もし」という言葉は好きではないが

 

もし

 

再審でも死刑となって

 

奥西勝死刑囚に刑が執行されたら・・・

 

そして

 

もし

 

真犯人が、自分が犯人であることを書き残して亡くなったりしたら

 

誰が責任を取るんやろ?

 

疑わしきは罰せず

 

かなり疑わしいから死刑では困る

 

逆に

 

もし

 

再審で無罪となったら・・・

 

真犯人が自分だと名乗り出ない以上、真実は闇の中ということになる

 

問題が死刑だけに問題はいくつもあると思うが

 

番長は

 

真犯人が誰であれ

 

黙って死ぬのは畜生以下

 

家族がいようと子孫がいようと

 

最後の最後、死ぬ間際には

 

己が犯人であったことを告げることが

 

せめて、人間として死ねる最低条件であると思う

 

人というものは誰もが何れ死ぬ

 

せめて、畜生以下でなく人として死にたい

 

この事件では5人の女性が亡くなっている

 

それが、せめてもの罪滅ぼしではないのかな

 

奇麗事なのは百も承知や

 

この事件でも考えさせられたが

 

己がやっていないと証明することは、誰かがやったと証明するようも難しい

 

昭和36年です

 

番長が生れるもっと前

 

真実は何処に

 


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探偵放浪記〜玄人のひとりごと〜