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仮面
探偵をやっていれば
自然と色んな知識が入る
法律
うんちく
悪知恵を含めた知恵
能書きも上手になる
そんなことから己が強くなったと勘違いするアホが出てくるんよ
番長はそれを
勘違い君
と呼ぶ
とはいえ
元々がしょうもない人間で弱虫だから、どんなに虚勢をはっても
ボロが出てしまう
所詮、自分が強くなったと思い込んでるだけの小心者
ツッパリ通す覚悟も度胸もないもんだから
最終的にヘタレの虫が出てしまう
イモを引く結果になってしまうんよ
素人には通用しても
ある程度の修羅場をふんだ人間には全く通用しないのである
それに一旦言ったことは引っ込めることが出来にくくなる
俗に言う
「吐いた唾は飲めない状態」
自分で自分の墓穴を掘るということになるんよ
これ見て
ドキッ
とした人
番長は誰を指して書いていることもないけど
ハッタリを言う時は慎重にした方がええと助言する
ハッタリが通用する人間か否か
人間の本質というものは数年探偵をやったくらいでは変わらない
一度や二度の修羅場を経験したからってすぐに度量が備わることはない
根性もあれへんのに吠えたってみっともないだけよ
嫌味な言い方やけど
そんなことは自分が一番よくわかっているよな?
ハッタリというものは
目であり
声であり
心であり
いわば全てがあって始めて成り立つもの
一瞬の振る舞いで決着がつくんよ
勘違い君
には、後10年はかかるんじゃないかな
まあ、それを克服するのも修行の一つかもわからんがな
羊の皮をかぶった狼
てのもあるが
羊の皮を脱いだら山羊が出てきた
パペットマペットやないちゅうねん

探偵業だけでなく全てにいえますが
背伸びしても失敗する確立が増えるだけ
人間、そんなに急に変われへんって

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探偵放浪記〜玄人のひとりごと〜
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